展示品紹介(一部)


絵画


主な出展者


村田佳代子

 

  Profile

 

1944(昭和19)年東京都に生まれる。青山学院初等部から東京教育大(現筑波大)附中・高校まで川端実に師事。大学進学後、村田良策の下で美学美術史を学び、1966(昭和41)年聖心女子大学卒業。その間ダブルスクールをして日本美術家連盟アカデミー修了まで2年間、宮本三郎と丸木俊に師事。日本美術家連盟会員。国際平和美術会評議員。カトリック美術協会会員。AⅭⅭADEМIA INTERN““GRECI MARINO“AⅭⅭADⅯIⅭAL OFFⅠⅭⅠAL KNIGHT 国内外受賞多数。紺綬褒章受賞。


吉田圭一郎

 Profile

 

1947(昭和22)年、大分県に生まれる。

1971(昭和46)年、NHKに就職。

2003(平成15)年、NHKを退職、NHK関連団体理事となる。業務のかたわら休日に日本画を学び始め、長崎県五島を訪れ、人間と自然のたたずまいに心をうたれる。

2008(平成20)年、NHK関連団体退職、「五島の教会と麦畑」をテーマに、院展入選を目指して制作を開始する。

2010(平成22)年、五島の麦畑を描いた「刈残し」を、第65回「春の院展」に初出品し初入選。(以後9回入選)

2011(平成23)年、五島・野崎島の、旧野首教会を描いた「拝堂」を、再興第96回「院展」に初出品し初入選。(以降4回入選)

2013(平成25)年、「院友」推挙。

2017(平成29)年、五島の麦畑を描いた「風」が、第72回「春の院展」奨励賞となる。

 


その他の絵画


聖遺物


潜伏キリシタンの関連遺産を久賀島はもとより、五島所縁の人たち、更には我々の活動に賛同して頂く人たちから寄贈していただきました。

 キリシタン高札、マリア観音、キリシタン皿、キリシタン鍔、ロザリオ、十字架、踏絵、異宗徒人名帳などが展示されています。



久賀島の教会今昔

久賀島にはかつて浜脇教会、細石流教会、赤仁田教会、永里教会がありました。初代浜脇教会は、五輪に移築され旧五輪教会堂として保存されています。細石流、赤仁田教会は崩壊、永里教会はその姿を残しているものの、すでに壊れ始めています。現存する久賀島の教会は浜脇教会、旧五輪教会堂、五輪教会と牢屋の窄殉教記念聖堂です。

資料館には細石流の教会の写真や聖像、赤仁田教会、永里教会の写真を展示しています。

 また、浜脇教会の歴代主任司祭の写真も掲示しています。